13世紀にゴシック様式で
建築され、街の港の防衛に
役立った魔王ゲラルド城。
一番気になる部分が
城のデザインや歴史よりも
「魔王ゲラルド城」
という、
まるでドラクエの世界のような
城の名前だと思います。
これは、このお城に実際に
魔王が住んでいたとか、
ファンタジー的な言い伝えが
あったとかではなく、
ゲントのセガー3世の
次男である騎士の
ジーラール・ヴィラン(1210-1270)
にちなんで命名されました。
このVilainのニックネームが、
Geraard de Duivel
(Geerard the Devil / ゲラルド・ザ・デビル)
だったからです。
ちなみに、このニックネームは
彼の暗めの肌と髪の色に基づいて
付けられたそうです。
▼アクセス
コメント