パリのサンテティエンヌ・デュ・モン教会

dsc00628聖ジュヌヴィエーヴの丘に建つ
サンテティエンヌ・デュ・モン教会。

ジュヌヴィエーヴは、
5世紀の蛮族侵入の時に

パリを守って活躍し
パリの守護聖人となった聖人で

この教会には彼女の墓が
納められています。

教会の歴史は古く中世まで遡ります。

元々は聖ジュヌヴィエーヴ教会が
この丘にすでに建っており

それに加える形で13世紀になってから
聖エティエンヌに捧げる教会も
建てられました。

その後、手狭となってしまったため
増改築がされて17世紀に
現在の形となったようです。

dsc00629教会内部。

内陣と身廊の間には
仕切りがあります。

これは「jubé(ジュベ)」
と呼ばれるもので

パリでは、この教会だけが
持っている設備。

両側の螺旋階段部分や
幅9mのアーチ状の部分まで

唐草模様
植物

をモチーフとした透かし彫りの
細工が施されており
非常に見ごたえがあります。

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