この神殿の歴史は古く
2~3世紀にかけてローマ人に
より建てられたものになります。
もとは、ローマ皇帝アウグストゥスを
祀るために建てられたものの
女神ディアナを祀ったものであるとの俗説から、
ディアナ神殿とも呼ばれています。
土台と上部は大理石製、
柱は花崗岩製。
かつては30本の柱がありましたが、
現存しているのは14本のみです。
また、正面には神殿へと続く
階段があったそうです。
特に中に入れるわけではなく
現存部分がわずかに残っている
のみのディアナ神殿ですが
イベリア半島に現存する
ローマ神殿の中では
保存状態が良いものと
言われています。
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