ナポレオン3世の結婚式で使用された馬車

ブリュッセルのオートワールドに
展示されていた馬車。

主にエンジン付きの
クラシックカーを

展示している博物館ですが
このようなエンジンなしの

車両も数は少ないですが
展示されています。

非常に豪華な仕様ですが
博物館の解説を読むと、

この馬車は1853年1月29日に
行われた

・ナポレオン三世
・ウジェニー・ド・モンティジョ

の結婚式で使用された
馬車のようなので

豪華な造りであるのも
納得がいきます。

今は車体のみですが
当時は皇帝の武器が
(たぶん、サーベル?)

飾りとして取りつけられて
いたようです。

そして6頭の馬に引かせて
走ったようなので

エンジン付きの乗物風に
言うのであれば

6馬力!!

というところでしょうか。

足回りは、ナポレオン三世が
乗るだけあって

車体には8本の板バネ式
サスペンションが取りつけられ

衝撃をできるだけ吸収し、
乗り心地を良くしました。

ちなみに乗り降りですが
この絵だと、どこから乗るの?
って感じがしますが

扉を開けてステップを展開し
乗り降りをアシストしたようです。

細かいスペックはさておき
なぜフランスではなく

ベルギーにナポレオン三世が
結婚式で使用した馬車があるのか
謎ですが

普仏戦争でフランスが敗れて

ナポレオン三世
ウジェニー・ド・モンティジョ

が亡命した後、ウジェニーは
様々な親戚に財産を遺したようなので

その後、巡り巡ってベルギーに
たどり着いたんでしょうかね?

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