訪れる人は少ないですが
世界遺産に登録されている
奈良の元興寺。
写真の東門は国の重要文化財にも
登録されていますが
室町時代に東大寺の門を
移築したものになります。
かつて元興寺は、現在の奈良町を
ほぼすべて含む寺域を有し
南部七大寺に数えられていましたが
平安後期から衰退していまいます。
明治以降は屋根は破れて床は抜け落ち
化け物が出ると言われてしまうほど
荒れ果てていたようですが
現在は修復されて綺麗な状態を
保っています。
また、禅室の一部に
使用されている木材が
西暦582年に伐採された
今なお現役で使われている
世界最古の木製建築部材で
あることが確認されました。
日本の建築技術は凄いですね。
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