この二つの川が合流する地点に
突き出た三角の先端は
「ドイツの角」
という意味のドイチェス・エックと
呼ばれています。
ここはヨーロッパの水上交通の
要衝であったため
2000年以上前の古代ローマ時代から
すでに町が建設されていたようで
当時は「コンフルエンテス(合流地点)」
と呼ばれていましたが
これが現在のコブレンツの
語源となっています。
交通の要衝であると当時に
軍事的にも重要であったこの地には
要塞も作られました。
ドイチェス・エックを見守るかのごとく
23mの高さの台座に高さ14mもの
ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の
巨大な騎馬像が立っています。
この像は第二次世界大戦の
コブレンツの空爆で
破壊されてしまいましたが
1993年になって再建されました。
台座部分には上ることが可能で
ドイチェス・エックを一望できます。
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