ハイデルベルク城の大樽棟にあるペルケオの像
昨日の記事で紹介したワイン樽。
このアングルからでも、
左下に彫像像があるのが
見えます。
正面から見ると、こんな感じ。
人形の他にも、ワインの大樽を製作
したときに使われた大きなコンパスと
カンナも展示されています。
この人形はペルケオの像と
呼ばれています。
よ~く見ると
片手にグラスを持っているのが
見えます。
ペルケオは1日に15本もの
ワインを飲む大酒飲みで
なんと!!
子供の頃から、ワインを唯一の
飲み物として、飲み続けてきたほど。
その実績からか何なのか
カール3世フィリップが樽の監視を
命じます。
ペルケオは、フィリップが選帝侯に
就任する前に、宮廷道化師として
連れてこられました。
さすがに、お酒を飲み続けるのは
体に良くなく、ペルケオが年をとって
病気になったときに
ワインをやめて水を飲むように
医師からアドバイスを受けます。
しかし
助言に従ったものの、その翌日には
亡くなってしまいました。
もしかしたら
水を飲まずに、そのままワインを
飲んでいれば、また違った結果に
少なくとも翌日に亡くなることは
なかったのかもしれませんね。
実際、水を飲んで、あまりのまずさに
驚いて、それが原因で亡くなった、
なんて言われ方もします。
いたずら好きだった、彼の像の
横には、小さな時計があります。
これはですね
下についているリングを
引っ張ることができます。
このリングを引っ張ると・・・
何が起きるかというと・・・
動画を撮影してきたので
チェック下さい♪
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