今もチュニジアに遺る
ローマ以前のカルタゴの
貴重な遺跡です。
当時のカルタゴでは、
幼児を殺し神へ捧げるといった、
生贄の習慣があったと
ギリシャ、ローマ時代の
文献には記録されています。
一方で、幼児死亡率の高い古代では、
幼いうちに死亡した幼児を、
供養の意味で火葬して
神に捧げたのでは?
との考えもあります。
自然死の後に焼かれたのか、
生きたまま首を切られて
生け贄として焼かれたのか、
どちらが正しいのかは、
分かっていません。
どちらにしても、お墓からは
焼かれて炭化した幼児の骨が入った
骨壷が多数発見されたことは事実です。
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