ケロアンのシディ・ハサブ・モスク

1ムハンマドの同志で聖者である
「アブ・ザマ・エル・ベラウィ」

の眠るシディ・サハブ・モスク。

7世紀に建てられましたが、
17世紀になってから

巡礼者用の宿、
モスクとミナレット
神学校

が加えられ、
現在の形にいたります。

2ミナレット。

3学校。壁には時計がかかっています。

4馬蹄形のアーチが印象的な中庭。

天井のロープは鳥避けのために
取り付けられているそうです。

6各所に美しい幾何学模様が見られます。

7マグレブで最も美しいモスクと
言われるだけあって、

天井などいたるところに見られる
アラベスク模様には、ほんと圧巻。

8近くで見ると、一枚一枚の壁のタイルは
大したことがないように見えますが、

9全体像で見ると、ほんと綺麗です。

10モスクの外には、
露店も建ち並びます。

覚悟はしていましたが、
やはりチュニジアも

昔旅行したエジプトやトルコのように、
観光客への売り込みがスゴイ。

ここでは、

「Free、Free」

と言って、ネックレスを二つも
手渡してきた物売りに出会いました。

タダならいいかな♪

と思って受け取ったら、
これが間違いのもと。

「僕たちは友達だ。ネックレスはタダだけど、
チップを1ディーナル(約60円)ちょうだい。」

というような事を言われました。

「ノー!だったらいらない。」

と相手にネックレスを返すと、

「1ディナール、1ディナール」

とカナリしくこく付きまとわれました。

ひたすら断って最終的には
相手はあきらめましたが、
ちょっと悪いことしたかな・・・

でも、海外旅行ならではの出来事です。

ヨーロッパに比べると、
ほんと売り込みのスゴイ国ですが、

言葉の通じない外人に対し、
臆することなく

必死に物を売ろうとする
商売根性は、少し見習う
部分があるかもしれません。

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