こちらはアルデンヌ地方にある
アンヌヴォワ城の庭園です。
アンヌヴォワ庭園はワロン地域の
重要文化財に指定され、以下の特徴があります。
・4つの水源
・28ヘクタールの庭園
・50の噴水
・樹齢200年の樹木
・250年間絶え間なく流れ続ける水
この庭園のすごいところは、
250年以上にわたり水が自然の姿で
流れている点です。
機械装置に頼ることなく、自然にできた
土地の起伏で流れを作っており、
噴水も機械装置に頼らず、
当時の仕組みで吹き上がっています。
アンヌヴォワ庭園は、18世紀に
シャルル＝アレクシ・ド・モンペリエにより考案、
2000年まで一族が管理してきました。
時代の流れとともに、庭園には
各時代の流行が取り入れられました。
こちらはフランス様式の庭園。
シンメトリー（左右対称）で奥行きのある眺望が特徴。
猪の間。
ミネルヴァの小部屋。
シャルル＝アレクシと、
その子孫の亡骸が眠る地下納骨堂。
海神ネプトゥヌスの岩。
17～18世紀のイタリア、フランス、
イギリス庭園を飾る模造洞窟の典型。
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