ニュルンベルクのフラウエントーア塔

DSC01128城壁で囲まれたニュルンベルクの町の
見張り台である

「フラウエントーア塔」

高さがあるため、ニュルンベルクの
駅から旧市街に行くときに

一番最初に目に飛び込んできます。

残念ながら、見た感じ、この塔は
一般公開されていないようで
中には入れませんでした。

フラウエントーア塔は
マニアックな部類に入るのか

ガイドブックには何の解説もないし
詳しい事は分かりませんが

1650年のニュルンベルクの地図には
既にこの塔が記載されているので

30年戦争の時代には、存在していた
ものと考えられます。

Nuernberg_merian赤い丸印がフラウエントーア塔の位置。

地図で見ると、城壁で囲まれている町と
いうのが一発で分かりますよね。

あと周囲のお堀ですが

DSC01260現在は、お堀には水は張り巡らされておらず
散歩道のようになっています。

ニュルンベルクの町にはペグニッツ川が
流れているので、いくらでも水を引いて
くることができるから、うってつけの防御
設備と言えます。

この部分の城壁は、下の部分は黒くて
上がレンガ色になってますが

おそらく!!

第二次世界大戦で90%が破壊された
ニュルンベルクのため

上のレンガ色の部分は、戦後の新しい修復部分。

下の黒い部分は、戦前からある
オリジナルの部分ではないかと思います。

Nuremberg_in_ruins_1945_HD-SN-99-02987第二次世界大戦で破壊された
ニュルンベルクの街。

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