ヤーコブ・ヨルダーンスの油彩画「モーゼとエチオピアの妻チッポラ」

この絵の主題は
芸術の歴史の中では、

かなりレアなものに
なります。

絵の鑑賞者に視線を
向けたモーゼは、

戒めを持って石碑を
握りしめています。

そして、黒人女性が
彼の後ろに立っています。

慣習的な表現とは対照的に、
モーゼは石碑の内容を

見せておらず、
影に隠れています。

つまり、この絵の作者である
ヨルダーンスが
焦点を当てているのは、

石碑の内容ではなく
エチオピア人女性と
結婚した事に対する批判に、

モーゼが反論している
点となります。

このような形で
モーゼを描く事によって、

作者のヨルダーンスは
アフリアの女性を

受け入れてあげるように
絵の鑑賞者に求めています。

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