現在、電気自動車の普及に向けて
いろいろな取り組みがされていますが
実は、電気自動車が世に出たのは
ここ最近の話ではなく
100年以上前まで遡ります。
1907年に設立された、アメリカの
デトロイト・エレクトリックという
EVメーカーが1939年までに
13000台もの電気自動車を
販売していました。
しかし、電気自動車の販売を
継続させる事が難しくなり
残念ながら廃業。
世界にはガソリン車が圧倒的に
普及する流れとなります。
現在でもそうですが
コストや利便性を考えると
まだまだ、ガソリン車には
太刀打ちできません。
でも、この時に電気自動車開発の
道に進んでいたら
今の車社会がどうなっていたのか
非常に気になります。
ガソリンスタンドの代わりに
電気スタンドが建ち並び
住宅の駐車スペースには
1区間ごとに充電設備が
整っていたかもしれませんね。
また、現在のように、
ここまで温暖化について
深刻に言われる事は
なかったかもしれません。
電気自動車の元祖と言える
デトロイト・エレクトリック社ですが
写真の電気自動車は
1916年製の製品になります。
最高速度は40kmまで
走行可能距離は130-150km
充電式のバッテリーを
積んでいたようです。
この頃の一般的な車は
最高速度が50km前後のため
速度的には遜色ない性能を
誇っていたと言えます。
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