アングルが描いた泉(La Source) オルセー美術館蔵

ギリシァの芸術を模範とした
新古典主義。

その新古典主義の画家である
ドミニク・アングルの作品の

泉(La Source)は、
1820年から36年もの歳月を
かけて描かれた絵画です。

これとは別に、アングルは
ギリシャ神話で有名な話の

ヴィーナスの誕生
も描いていますが

泉(La Source)と
構図がそっくりなのが面白い。

ちなみに、絵のヌードモデルは、
アングルが住んでいた

集合住宅の管理人の
16歳の娘が努めたそうですが

芸術作品作成のためとはいえ
道徳的にどうなの?

という考えもあったようです。

完成した絵画は、発表されるや
世間の注目を浴びる事となり

ドミニク・アングルが描いた
泉(La Source)は、

1857年 個人が25000フランで購入(現在の価値で約3200万円)
1878年 政府が入手しルーブル美術館へ納める
1986年 オルセー美術館に移動

という流れで現在に至ります。

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