イスタンブールのシルケジ駅

トルコの都市イスタンブールにある
シルケジ駅は、1883年に開通した

パリ~イスタンブール間の

国際列車「オリエント急行」
の終着駅。

駅の前には蒸気機関車が
展示してありました。

現役を引退してここに
展示されているのか分かりませんが
歴史を感じます。

外国のほとんどの国は、
日本と違って切符がなくても
ホームの中に入ることができます。

観光客にとってはうれしい。

立派なモニュメントもありました。

駅内にある時代を感じさせるレストラン。

そして、運良く列車も停まっていました。

なんかすごい古そうな電車ですが、
シルケジ駅にはピッタリか?

列車にはいろいろな
記号が書いてあったので、

家に帰ってから調べてみようと
撮影しておきました。

古そうな列車でしたが、
なぜか駅にいる人たちまで、

映画に出てくるような
古い格好をしています。

ラッキー!!

せっかくなので、声をかけて
一緒に写真も撮影してもらいました。

ただ、よく見ると列車には
お客さんが乗っていないし

なにか変!!

観光客のために、古い服装をした人たちが
常にいるわけもないし……..

その数秒後に理由を知ることに
なりましたが

突然、
「急いでどいてください!!」

といったかどうかは分かりませんが
強い怒鳴り口調で、列車から引き離そうと、
トルコ人に引っ張られました。

どうやら撮影の真っ最中だったらしく、
手前にはメガホンを持った監督、

列車の中にはカメラマンや
白いドレスを着た女優、

駅のホームにも役者たちが
きれいに並んでいました。

実は、さっき声をかけた人も、
その付近にいた人も役者。

どおりで古臭い服装を
していたわけです。

撮影現場に、何も知らずズカズカと
入り込んでしまい申し訳ない・・・・・

しかも、役者と一緒に
記念撮影していたわけだから、

なんだあの人は!?
って思われたかも・・・・・

まぁ監督やスタッフと一緒になって、
映像に移らないように走っている最中は、

関係者になった気分になれたし、
走り終わったあとは、

監督から「ナイス!」と言われたので、
よい思い出になりました。

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