デルフィ博物館

1ギリシャのデルフィ遺跡の
近くにある博物館。

ここには、遺跡内から出土した
多くのものが展示されています。

2紀元前570年頃に作られたと
言われている神秘的な微笑みが
特徴のスフィンクス像。

頭部は女性
肢体はライオン
鳥の羽を持っています。

大理石で作られたこの像は
アポロン聖域の柱の上に乗っており
神託守護のシンボルでもありました。

3紀元前600年頃に作られた
エジプトの影響を強く受けて
いたと考えられる像。

これは、アルゴス出身の兄弟の
クレオビスとビトンだと言われています。

4豪華な金の装飾品。

5こちらは金でできた牛の置物。

6紀元前330年頃に作られた
アポロン神の神域内に
納められた奉納品。

アカントスの葉で飾られた
円柱の上に3人の女性が立っています。

7クラウディウポリス出身のアンディノス像。

8アポロン神の像の近くに
置かれていた「大地のへそ」
のシンボル。

デルフィが大地の中心であると
考えられていたために

設置されたこのシンボルは
オンファロスと呼ばれています。

大地の中心になった理由とは?

ギリシャ神話の話ですが
どこが大地の中心なのか

知りたいと思った
最高神であるゼウスが、

2羽の鷹を世界の両極から放ち、
2羽の鷹が出会った場所が

デルフィであったため、
大地の中心と定められました。

9この博物館で、一番の人だかりが
できる有名な出土品が
こちらの青銅の御者像。

馬車レースで優勝した人物の像です。

10驚くのはその顔。

目やまつげがとても精巧にできていて、
まるで今にも動き出しそうな、

生きているのでは?

と思ってしまうくらいの
印象を受けました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました