ミュンヘンには新市庁舎と旧市庁舎がありますが
こちらは旧市庁舎になります。
旧といっても、ご覧の通り綺麗な状態なので
戦後に復興されたものだと思います。
この旧市庁舎の塔には、日時計が
取り付けられています。
ヨーロッパの旧市街を歩いていると
よく日時計を見かけますが
新市庁舎に設置されているような
機械式の時計と違い、構造がシンプルで
メンテナンスフリーなのがメリット。
しかし、日時計という名の通り、太陽の
日を浴びていないと、全く意味がないので
夕方
夜間
悪天候
の時には、まったく意味がありません。
9時から19時まで表記がありますが
日の長い夏ならまだしも、冬などは
フル機能するのは無理ですね。
塔の壁面に描かれた時計の目盛に
影を映し出して、時刻が分かる
仕組みになっています。
影の位置は1と2の間あたりに
あるので、大体13時30分と
いうことが分かります。
日が暮れていけば、影が
右に動いていくことになります。
日時計は、真南を向いていなくても
棒の角度を調節することで、ある程度は
調節ができます。
ミュンヘンの新市庁舎の日時計も
地図で見ると実際には、若干南西の
方角を向いています。
コメント