ラトビアの主都リーガ旧市街のブラックヘッドの会館

R0011626ラトビアのリーガ旧市街の
市庁舎広場にある

ブラックヘッドの会館

この会館は、リーガの創設800周年を
記念して、2000年に再建が完了しました。

というのは、オリジナルは15世紀に
建てられましたが、1941年にドイツ軍の
空襲で破壊されてしまったからです。

当時のオリジナルではないものの、
個性的な姿の建物は、ほぼ完全に
再現されたようです。

R0011629彫金細工と彫刻で飾られた外観で、
特に目立つのが、この大時計。



時間
月齢

を刻んでいます。

あまりの出来栄えに、技術が洩れる事を防ぐためか、

言い伝えでは、この時計を作った職人は
二度と同じものを造れないように
目をくり抜かれてしまったそうです。

時計の下には4つのハンザ都市

リーガ
ハンブルグ
リューベック
ブレーメン

の紋章が浮き彫りにされています。

R0011624ポセイドンやアポロンなどのギリシャ神話の
神々の像も置かれています。

R0011625

R0011630ドラゴン退治の神話っていろいろあるから
特定するのが難しいですが、

これは天使ミカエルとドラゴンの戦い
(ヨハネの黙示録)のワンシーンかな?

少なくとも武器がこん棒でないので

「ヘラクレスのドラゴン退治」

ではないはず!

R0011633こちらは再建された市庁舎です。

市庁舎前の広場は、中世には市場として賑わい
祭りや市の条例の布告、魔女の火あぶりなどの
刑罰も行われたリーガの中心地でした。

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