ルーベンスの油彩画「聖セバスチャン」

セバスチャンは
古代ローマ時代の
陸軍士官を務めた、

皇帝ディオクレティアヌスの
(245-313)
お気に入りの人物でした。

しかし、後にセバスチャンが、
クリスチャンであると分かると、

ディオクレティアヌスは
ローマのコロッセオで

彼を処刑するために
弓を向けました。

伝説的な話では
セバスチャンは
奇跡的に一命を取りとめ、

アイリーンという
名前で蘇ったそうです。

ルーベンスの絵画では
セバスチャンに天使が

寄り添っているのが
印象的です。

左手前にはセバスチャンの
鎧が描かれています。

この作品ですが、
最近発見されたばかりで、

いつ描かれたものかなど
詳しい年代が不明です。

ルーベンスがイタリアに
滞在していた時か、

その後、アントワープに
戻った時に描いたのでは
ないかと推測されています。

その理由ですが、ルーベンスは
フィレンツェでルネッサンス彫刻を
見た事で、

インスピレーションを得て
この作品を描いたからです。

▼アクセス

コメント

タイトルとURLをコピーしました