伯爵フォン・リヒテナウが
1796年にリヴォルノで生地を
入手した後、
壁紙をインド起源の更紗(さらさ)に
張り替えてから
「東インド更紗部屋」
と呼ばれるようになった一室。
壁と天井を覆う生地は
非常に繊細で見ごたえのある
模様をしています。
暖炉には当時のオリジナルの
生地が残っていますが、
壁と天井を覆う生地については
2009年から2010年にかけて
新しく張り替えられました。
この部屋を一番最初に使用したのは
フリードリヒ・ヴィルヘルム2世ですが、
壁紙が樹木柄で、室内にいながら
まるで庭にいるかのような感覚に
浸ることができると
当時は評判があったため、
さらに本格的にするために
この部屋で本物の鳥が
飼われたそうです。
しかし、ルイーズ女王は
これが気に入らなかったのか、
後に、鳥かごと止まり木を
撤去してしまいました。
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