ヴァンダラーのタイプW3 プップヒェン

ドイツの自動車メーカーである
ヴァンダラーが、

1915年に製造した
タイプW3 プップヒェン(ベビードールの意味)
という車両。

4気筒の1290ccエンジンを
搭載した後輪駆動車です。

ベビーというだけあり
見た目は非常に細くて
小さくスマート。

見た感じ完全に
一人乗り用です。

大勢が乗れないのは
不便ですが

プップヒェンは
小型車市場の開拓に

成功したシリーズに
なります。

今で言ったら、
日本の軽自動車に
当たるかもしれませんね。

ちなみに、ヴァンダラーは
元々は自動車会社ではなく

1885年 自転車の修理屋
1896年 社名を「ヴァンダラー自転車製造」に変更
1902年 オートバイの製造開始
1913年 自動車の生産開始

という流れを踏んでいます。

自動車の販売に関しては
販売競争の激化や

第二次世界大戦で
工場が破壊され

生産体制にダメージを
負った事などにより

撤退する事となって
しまいました。

しかし、ヴァンダラーの
自転車に関しては
今でも造られており

日本国内には
あまり入ってきていないかも
しれませんが

ドイツでは流通している
メーカーとなっています。

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