カバネルが描いたヴィーナスの誕生 オルセー美術館蔵

ギリシャ神話の代表的な話である
ヴィーナスの誕生は

数多くのアーティストが
題材にしていますが

写真は、フランスの画家である
アレクサンドル・カバネルが
1863年に描いたヴィーナスの誕生。

その他には、フィレンツェの
ウフィツィ美術館に展示されている

ボッティチェッリの作品も
非常に有名です。

有名なものからマイナーなものまで
ヴィーナスの誕生をテーマにした作品に
共通しているのが舞台が海という事。

なぜ舞台が海なのかというと
一からギリシャ神話の話をすると

非常に長くなってしまうので
簡単に書きますが

いろんな出来事があった結果
最終的な流れとして

ギリシャ神話の最高神ゼウスの
父であるクロノスが

自分の父親の男根を鎌で刈り
海に投げ入れる事となります。

すると、落ちた場所から
白い泡が湧き立ち

その中からヴィーナスが
誕生したというのが
話の流れだからです。

最高の美神として選ばれている
ヴィーナスですが

誕生のストーリーとしては
個人的には、ちょっとどうなの・・・?
って印象が非常に強い!!

ちなみにカバネルが描いた
ヴィーナスの誕生は
ナポレオン3世が購入しましたが

現在は、パリのオルセー美術館に
展示されて一般公開しているので
美術館で実物を鑑賞できます。

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