「サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会」
西ローマ帝国
皇帝ヴァレンティアヌス3世の妻で、
東ローマ帝国
皇帝テオドシウス2世と
皇妃エウドチア・アウグスタの娘である
エウドッシア・リチニア
によって建てられたものです。
創建は5世紀ですが
その後何度となく改修され、
現在に至るため
当時の完全オリジナルでは
ありません。
聖ペテロの鎖
この教会には、毎年8月1日に
信者に公開されているという
伝説の鎖が主祭壇の下に
納められているそうです。
その鎖ですが
聖ペテロがエルサレムの
獄中でつながれていた鎖と
ローマの牢獄で
つながれていた鎖を、
皇妃エウドチアがエルサレムへの
旅の途中で信者からもらい受け、
ローマにいる娘のエウドッシアへ
送ったものと言われています。
その後、エウドッシアは2本の鎖を
教皇レオ1世に献上しました。
この2本の鎖は、元々は別だったのに
宗教上の話では
聖ペテロがエルサレムの
獄中でつながれていた鎖と
ローマの牢獄で
つながれていた鎖が
出会った瞬間に1本に結びついた
という事になっていますが
信じる
信じない
は人それぞれですね。
コメント