ここは、歴代ポーランド王の居城
として知られています。
高台にあるため、ここだと
ヴィスワ川を見渡すことができます。
この大聖堂では、14世紀から
18世紀までの約400年もの間、
ポーランド国王の戴冠式が行われました。
また、国王の墓所でもあります。
内部は撮影禁止のため
写真はありませんが、
中に入ると中央には
銀細工の棺が置かれています。
収められているのは、ポーランドの
守護聖人である聖スタニスワフの聖遺物。
その周りを取り囲む形で
歴代国王の墓が置かれています。
この大聖堂、何度も増改築が行われたため、
さまざまな建築様式が混じっているので、
まとまりがない感じもします。
どこに注目するかですが、
金のドームのジクムント・チャペルは、
ルネッサンス建築の傑作と言われています。
こちらは城内にあるヴァヴェル城旧王宮。
16世紀初頭にジクムント1世が建てた
ゴシックとルネサンスの複合様式の建築。
現在、この内部は博物館になっていて、
当時の様子を再現した豪華な部屋や、
王家の肖像画などを見ることができます。
また、戴冠式に使われた剣や、
シグムント2世王が収集した16世紀の
フランドル産のタペストリーな見所多数ですが、
初代ローマ皇帝のアウグストゥスの彫像も
展示されていたのには、ビックリしました。
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