「ヴェッキオ宮殿」
築700年を超える建物で
塔の高さは94mもあります。
ヴェッキオ宮殿は、1299年から1314年にかけて
アルノルフォ・ディ・カンビオによって建設されました。
最初は、フィレンツェ共和国の
政庁舎として使われ、
あのメディチ家もピッティ宮殿へ移るまで
ここを住居としていたことがあります。
その後、1550年から1565年の間には、
ジョルジョ・ヴァザーリ
によって部分的に改築されました。
当初、政庁舎として建てられたヴェッキオ宮殿は、
現在でもフィレンツェ市庁舎として使われてます。
内部は、
「フランチェスコ1世の仕事部屋」
「500人大広間」
「レオ10世の間」
「ゆりの間」
などの部屋に分かれています。
また、日本でもテレビで取り上げられましたが
2007年5月、イタリア文化庁は、
レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の壁画
「アンギアーリの戦い」
が500人大広間にあるヴァザーリの壁画の
裏側に隠されていると発表しました。
一般公開されるか分かりませんが
もし公開されれば、
フィレンツェの新たな観光資源に
なること間違いなしだと思います。
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