水やりや洗い物で
使うために造られました。
しかし、装飾が複雑なため
実用品として使うのには適さず、
職人の技術が詰まった
見事な芸術品として
鑑賞する方が適していました。
銀器の装飾の場面ですが、
すべて水に関する事が
エンボス加工されています。
洗面器の中心部には
スザンナが入浴中に
2人の長老に詮索される
といった、聖書の物語が
描かれています。
水差しに関しては
海からビーナスが
誕生する様子と、
3人の美神による
彼女の戴冠式を
示しています。
この2つの銀器は
1999年まで
ルーベンスの子孫が
所有していたため、
当時は、ルーベンス本人の
手元にあった物と
考えられています。
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