フェラーリ308シリーズは
1975年から1985年にかけて
製造された公道車両になりますが、
308GTB
308GTS
と、2種類あるうちの
308GTBに関しては
FIAの車両規定
グループ4
グループB
の承認を受けていたため
レースへの参戦車両としても
使用されました。
ブリュッセルのオートワールドの
フェラーリ70周年特別イベントで
展示されていた308GTBは
1978年製のモデルで
1978年から1983年にかけて
Maurice Dantinneが
レースでドライブしたとの
説明書きがありました。
308シリーズの車名は
3000cc8気筒エンジンから
由来しますが
レース仕様の308GTSといえども
この点は変わらないようで
説明書きにもV8 2953ccと
記載があります。
しかし、馬力に関しては
このレース仕様車は300馬力と
説明書きがあったので
（ノーマル車は255馬力）
レースのためにチューンしている
ものと思われます。
308GTBを採用し
レースに参加したのは
メーカーではなく
プライベートチームに
よるものが多かったそうですが
車両のマイナートラブルが
多発してしまい
残念ながら好成績は残せずに
早々にレースから消えてしまいました。
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