キンデルダイクの風車郡

オランダといえば風車が名物で、
今でもキンデルダイクには

1740年頃に作られた
19基の風車が残っています。

ちなみに、19世紀の風車が
最も活躍した時期には、

オランダ全土で9000基もの
風車があったそうです。

しかし、現在では風車の必要性が
なくなってきたため数が激減。

そのため、風車で有名なオランダといえども、
19基もの風車が並んでいる場所は
キンデルダイクの他にはないそうです。

キンデルダイクの風車郡。

風車の利用目的ですが、
羽の回転エネルギーを利用して

石うすを回しパン用の粉をひいたり、
排水用としても風車が利用されました。

海抜が0m以下の土地が
国土の4分の1を占める
オランダならではのアイディアです。

排水用の風車は、石うすの代わりに
水車が回されました。

古い資料によると、
1608年から1612年にかけて

ベームスターという湖の排水を
26基もの風車で昼夜休みなく行い
干拓したという記録も残っているそうです。

有料となりますが、
風車に入る事もできます。

風車の中は何階かの階層になっており、
急な階段で上の階へと進みます。

風車の中からの眺め。

生活空間になっているようで、
テーブルやイスがありました。

畑仕事用?の靴などもかかっていました。

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