実は15世紀に建てられた
歴史ある建物です。
このアルブレヒト城はマイセン陶器の
歴史の始まりともいえる場所です。
当時、陶器に関しては
日本や中国のものが
純白で薄く、硬く艶やかで
ヨーロッパでは到底作る事の
できない圧倒的な
品質を誇っていました。
そのため数多くの王侯貴族が
日本や中国から陶器を輸入する一方で
どうすれば、このような陶器を
作れるのか解明に全力を注ぎます。
そして、ドイツのザクセン選帝侯
アウグスト強王が
ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを
幽閉して磁器製造の秘法を研究させ
1709年に白磁製法を解明する事に成功。
その後、技術が外部に漏れてしまう事を
恐れたアウグスト強王の考えにより
ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーは
アルブレヒト城に監禁されてしまい
この城の中に陶器工場が置かれ
1710年~1864年までは
アルブレヒト城で
マイセンが作られていました。
1865年からは別の場所に工場が移転し
現在もマイセンが作られています。
お城とは別料金になりますが
ここも内部見学ができます。
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