マールブルクのエリザベート教会

DSC02356高くそびえ立つ2本の
尖塔が印象的な
エリザベート教会。

13世紀のハンガリーの
王女エリザベートは

チューリンゲン地方の
伯爵家に嫁ぐ事になりましたが

夫の死後は家を追われてしまい
ここマールブルクに移住しました。

エリザベートは思いやりの深い人で
貧しい人や病人への施しを
常としていたようです。

しかしながら彼女は24歳の若さで
この世を去ってしまいます。

DSC02444エリザベートは、その徳ある行いにより
死後、聖人に列せられました。

彼女の聖なる棺を祀るために
1235~1283年にかけて

このエリザベート教会が
建てられました。

DSC02448祭壇後方のステンドグラスは
13世紀から14世紀のものですが

エリザベートの善行と生涯が
描かれています。

DSC024471918年に作られた
エルンスト・バーラッハ作の
十字架のキリスト像。

DSC02446そしてこちらが、この教会の最大の
見どころであるエリザベート像。

何しろエリザベートの善行がなければ
この教会が建てられることは
なかったわけです。

綺麗な状態で保存されていますが
製造から約500年は経過しています。

この優雅な衣装をまとった
聖女エリザベートの像は
1470年頃に作られました。

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