タリン旧市街の大聖堂 (通称:トームキリク)

R0011481エストニア本土では最古の教会と言われる
タリン旧市街にあるトームキリク。

1219年にデンマーク人がトームペアを
占領した時に建設されたものになります。

デンマークがトームペアを占領した時に、
トームペアの丘には城も建てられましたが、

エストニア人はこれを

Taani Linn(デンマーク人の城)

と呼んだのが キッカケで、現在の
タリンの地名が付いたと言われています。

この時代はバルト十字軍というカトリックの

デンマーク王
スウェーデン王
リヴォニア帯剣騎士団
ドイツ騎士団

により結成された十字軍が活発だった頃。

エストニアは1193年から1227年に
かけて征服されました。

その後ですが、この教会は
1684年のトームペアの大火災で消失。

100年もの歳月をかけて再建され
現在に至ります。

そのため、現在のトームキリクは
十字軍の頃のオリジナルではありませんが、

それでも300年以上も前から
ここにあることを考えると歴史を感じます。

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