ルーベンスの自画像

ルーベンスの仲間の画家である
レンブラント(1606?-1663)と
比較をすると、

ルーベンスは、ほとんど
自画像を描きませんでした。

レンブラントは約40作品も
自画像を描きましたが、

対するルーベンスは
4作品のみです。

2人のアーティストの
もう一つの違いとして、

ルーベンスは一貫して
自分を画家ではなく

自信を持った署名な紳士として
描いた点が上げられます。

ちなみに、他の3枚の
ルーベンスの自画像は、

フィレンツェ
ウィーン
ウィンザー

にあります。

ここルーベンスハウスに
展示されている作風の自画像は

スタジオでアシスタントが
コピー画を製作するための

参考画として使用されたとも
考えられています。

そのため非公式の作品扱いと
なっていますが、

作品自体は1630年頃の
貴重なものに間違いはなく、

2017年から2018年にかけては
修復作業が行われました。

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