シャルロッテンブルク宮殿の日本の間

フリードリヒ・ヴィルヘルム3世は、
かつてエリザベスが使っていた部屋を

引き継いだ際、ブルーの壁紙を貼り
寝室として使うようになりました。

1943年11月の空襲の際、
この部屋もダメージを
受けてしまいましたが、

結果、新しい壁紙の下にあった
フリードリヒの時代の古い壁紙が
発見される事になりました。

その壁紙は、装飾的な
インテリアを専門とする

ポツダムのアーティスト
フリードリヒ・ウィルヘルム・シュヌアーが

1740年から1742年にかけて
作成したものになります。

シャルロッテンブルク宮殿に残る
緑色と薄いピンクで描かれた

シノワズリ風のロココ様式の
インテリアは、

彼が手掛けた作品の中で
トップクラスの保存状態と
言われています。

非常に鮮やかな状態を
保っていた壁紙ですが、

1958年には、部分的に
色あせてしまったパネルが、

展示のため上の階に
移動されました。

その後、1993年になると
再び元の場所に戻されて
現在に至ります。

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