シャルロッテンブルク宮殿の緑の控えの間

当初、この部屋は
ソフィー・シャルロッテの

寝室へとつながる前室として
使用されていました。

その後、東側へ宮殿が
拡張工事されて、

より大きな前室が
完成した事で、

この部屋は控室と
なりました。

フレデリックの時代には、
もともと板だった壁が、

黄色い布で覆われる
ようになります。

現在は、壁にはタペストリーが
取りつけられていますが、

これは、第二次世界大戦の
後になって、大きな被害を
受けたポツダム宮殿から

ここに避難する形で、
移動されたものになります。

ポツダム宮殿の天井画には、
ギリシャ神話の

キューピッドとプシュケの
物語が描かれていましたが、

このタペストリーのデザインは
戦争で破壊され、その後
復元される事なく焼失した

ポツダム宮殿の
天井画を連想させるものに
なっています。

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