1955年にリリースされた
L319バンシリーズを
代表する一台のL406。
荷物を運ぶ自動車として
製造されましたが、
これまでのトラックとは
全く異なるデザインと
なっています。
ハイエースなどを
見慣れている
現代人からすれば
貨物車両はトラック以外にも
イメージが湧きますが、
貨物＝トラック
の時代の人々からすれば
斬新なデザインだったのかなと
想像が付きます。
展示車両は
50年以上前の車ですが
現代でもメルセデスベンツ
のバンは、
この時代の基本コンセプトに
準拠しているようです。
世の中には様々な
業種があるため、
すべての仕事用途に
ベストマッチする
車を作るのは
ほぼ不可能ですが、
多少の妥協点はあれど
幅広いニーズに
応えられるようにした
結果のデザインが、
メルセデスベンツの
バンシリーズ。
技術的には年々進化する
自動車ですが、
根本のニーズの部分に
関していえば、
昔も今も変わりがないのが
面白いです。
▼スペック
シリンダー：4気筒
排気量：1988cc
パワー：55馬力 4340回転
最高速度：98km/h
積載量：1625kg
製造年：1965-1968年
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