フロントタイヤが
4本も装着されている点が
上げられます。
このフロントタイヤは、
ハンドルを切る事で
4輪とも操舵できる
造りになっています。
安定性や操作性に
優れていたためか、
当時は練習用トラックとも
呼ばれていたそうです。
また、タイヤが多くある事で
積載性も増え、車の経済効率も
向上しました。
レールなどの大掛かりな
設備が必要な鉄道と違い、
どこにでも行けるトラック。
ゆえに自動車の普及と共に
鉄道を使った物流が
窮地に追い込まれた事で、
ドイツの連邦政府が
鉄道を競争から守るため
トラックの寸法や車軸、
積載量に法的規制を
課す形となりました。
そのため、1958年に
メルセデスベンツは
新しい設計のトラックを導入。
LP333は、そんな時代背景の中
誕生したトラックとなります。
▼スペック
シリンダー:6気筒
排気量:10809cc
パワー:200馬力 2200回転
最高速度:92km/h
積載量:9100kg
製造年:1958-1961年
生産台数:1833台
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