1885年製 ダイムラーのテスト車両

ダイムラーとマイバッハが
共同でエンジンを開発する際、

初期の頃に使用していたのが
こちらのテスト車両。

博物館に展示されているのは
当時のオリジナルではなく

複製品となりますが、
雰囲気が伝わってきます。

肝心のエンジンは
というと

真ん中に「祖父の時計」と
異名を持つエンジンが
搭載されているのが

この位置からでも
確認できます。

乗物のタイトルは
1885 Daimler Reitwagen(馬車)
となっていますが、

馬に引かせるような形には
なっていないし、

いくら鞍のようなシートが
取りつけられている
とは言っても、

現代の人からすれば、
馬というよりも

バイクと言った方が
シックリきますよね、
このデザインは。

説明分にも
「世界初のバイクとも言える。」
とありました。

しかし、当時はバイク
なんてないような時代。

昔の人がReitwagen(馬車)
と名付けたのにも納得がいきます。

▼スペック
単気筒 264cc
0.5馬力 600回転
最高速 12km/h

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