BMWが1950年にリリースした
500ccの2気筒エンジンを
搭載したバイク
BMW R51。
戦後、高品質な材料の
確保が困難な時代に
設計されたバイクのため
これまでのモデルに比べて
大幅なコストダウンをした結果、
品質が悪くなってしまい
評判も良くなかった
バイクとなります。
ただ、BMW R51は
わずか2年ほどの
生産期間にも関わらず
5000台も造られる
ヒットとなりました。
この時期のBMWのモデルは
車種によっては
3年経っても1000台以下の
モデルもあるため、
倍以上の結果です。
BMW R2も、最初から
ロープライスモデルとして
発表した結果、多くの販売に
つながりましたが
このBMW R51に関しては
材料不足のため
仕方なく品質を落とした
バイクだったものの
コストダウン
↓
品質は悪いが
↓
低価格の実現
↓
たくさん売れた
と、技術的には苦渋の決断と
なった低品質モデルですが、
商業的には成功した
バイクと言えます。
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