ハノマーグの小型車「Kommissbrot」

ドイツのメーカーである
ハノマーグが

1925年に製造した
小型自動車。

499ccの単気筒エンジンを
搭載した後輪駆動車で

10馬力を発揮し
最高速度は60kmまで
出たようです。

見た目が非常に革新的というか
個性的な感じですが

これは当時の人々が見ても
思わず笑ってしまうような
デザインだったようで

その見た目から
「Kommissbrot(ライ麦パン)」

とのニックネームが
付きました。

Kommissbrotのモデルカー。

このカラーリングだと
ライ麦パンと呼ばれるのも
なんとなく分かります。

しかし!!

人々が笑ってしまう
デザインにも関わらず

この自動車は当時のドイツにおいて
人気のあった車種だったそうです。

その要因として考えられるのが
驚異の燃費。

この時代の車の中では
最も経済的な車として
知られているライ麦パンは

なんとリッター25キロも
走ることができました。

好燃費の要因として
単気筒の499ccエンジンという

小さなエンジンを
搭載しているほか

車重に関しては370kgと
超軽量な点が考えられます。

正しく当時のエコ車とも言える
Kommissbrotは

1925年から1928年までの間に
合計15775台が生産されたようです。

現代でも、たまに売りに出されますが
価格帯は、車の状態によるものの

クラシックカーにしては
破格の50万円前後で
入手が可能です。

Kommissbrotは
プライス面に関しても
エコな一台です。

▼アクセス

コメント

タイトルとURLをコピーしました