法隆寺駅から法隆寺までは、
徒歩で15分ほどかかりますが
足を運ぶ価値がある場所です。
法隆寺の玄関にあたるこの門は、
1438年に再建されたものです。
奈良時代に建てられ、
鎌倉時代に再建されたと
言われる西円堂。
拝観コースからはずれた
ところにあるので、
人影はほとんどありません。
ただ、足を運ぶ価値は十分あり
お堂の中には、最大級の乾漆像として
知られる
「本尊薬師如来像」
が安置されています。
薬師寺の五重塔は、
現存する最古のもので、
国宝に指定されています。
塔の中には、塔本四綿具といわれる
仏典の有名な場面を表現した
像が安置されています。
写真は撮影しませんでしたが、
内部の様子は見ることができます。
・聖徳太子のために造られた金銅釈迦三尊像
・太子の父である用明天皇のために造られた金銅薬師如来坐像
・母親の穴穂部間人皇女のために造られた金銅阿弥陀如来像
・それを守護するために、樟で造られた四天王像
が、立っています。
その他、
・木造吉祥天立像
・毘沙門天立像
なども安置されています。
内部には入ることができますが
撮影は禁止でした。
東室の南端部を改造して
建立された聖霊院。
正倉院などに見られる高床式の建物。
食堂として使われたそうです。
内部は撮影禁止のため
写真はありませんが、
国宝である
・百済観音
・夢違観音
・玉虫厨子
などが展示されています。
お次は少し離れた場所にある
夢殿を見学するために、境内を移動。
珍しい三棟造りという
奈良時代を代表する建物の一つ。
太子が居室で寝ている時に、
夢に菩薩が現れて、
経典に関する疑問に
答えてくれたという逸話から、
その折の太子の居室に似せて、
この建物が造られ、
夢殿という名前が付けられたと
言われています。
八角円堂の中央の厨子には、
聖徳太子等身の秘仏救世観音が安置され、
その周囲に
聖観音菩薩像
聖徳太子の孝養像
乾漆の行信僧都像
道詮律師の塑像
などが安置されています。
内部の見学はできますが、
撮影禁止となっていました。
出現したという舎利が
安置されている舎利殿。
この鐘楼は袴腰と
呼ばれる形式の建物で、
内部には「中宮寺」と印刻された
奈良時代の鐘が吊るされています。
ここから法隆寺を出て、
西里の古い町並みを
チェックすることにしました。
西里は、法隆寺を中心とする
宮大工集団の本拠地として
発展した集落で、
西大門から延びる細い道筋に、
昔ながらの風情が残った民家が
連なります。
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