メテオラには、あのように
高台にそびえ立つ修道院が
たくさんあります。
キリスト教徒による弾圧を逃れ、
神との交信を求め、
山奥にやってきました。
14世紀になると、さらに多くの
修道士がやってきて、
岩の裂け目や洞窟に住み始め、
その後、次々と修道院が
建てられたそうです。
あんな断崖絶壁の上に
資材を運んで修道院を
建てるなんて、
昔の人の信仰に対する
情熱には驚かされます。
1988年に世界遺産に登録されてから、
世界中に注目されるようになり、
現在では観光地化が進み、
いくつかの修道院には
入場できるようになっています。
怖くて乗りたくないけど、
あのようなロープウェイで
修道院にたどり着くことができます。
吊り上げてもらったり、
ロープを使って登ったそうです。
転落死する修道士もいたようですが、
それも修行のうちだったようです。
まるで時の流れが止まったような
印象を受けます。
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