天空の砦メテオラ

ギリシャ語で宙に浮くを
意味する「メテオラ」

メテオラには、あのように
高台にそびえ立つ修道院が
たくさんあります。

メテオラに人が住み始めたのは、
9世紀頃といわれています。

キリスト教徒による弾圧を逃れ、
神との交信を求め、
山奥にやってきました。

14世紀になると、さらに多くの
修道士がやってきて、

岩の裂け目や洞窟に住み始め、
その後、次々と修道院が
建てられたそうです。

あんな断崖絶壁の上に
資材を運んで修道院を
建てるなんて、

昔の人の信仰に対する
情熱には驚かされます。

1988年に世界遺産に登録されてから、
世界中に注目されるようになり、

現在では観光地化が進み、
いくつかの修道院には
入場できるようになっています。

現代人は、簡単に階段や

怖くて乗りたくないけど、
あのようなロープウェイで
修道院にたどり着くことができます。

しかし、昔の人は、
このようなゴンドラに乗り

吊り上げてもらったり、
ロープを使って登ったそうです。

転落死する修道士もいたようですが、
それも修行のうちだったようです。

こちらが昔の正面入り口。

修道院の中は、一部撮影が可能でした。

天井画。

本当に神秘的な修道院で、
この場所だけは

まるで時の流れが止まったような
印象を受けます。

修道院のワインセラー。

葡萄絞り機。

ワイン樽もたくさんありました。

食事の時間などを知らせる合図の鐘。

修道院から遠方の雪山が見えました。

メテオラからの景色。

野良猫がたくさんいたので、
メテオラをバックに撮影。

この辺の野良猫は、独特のオーラがあります。

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