「ブラックヘッドの会館」
と呼ばれる建物。
ブラックヘッドの友好会は、
1399年に組織化された
ギルドのような社交団体。
大ギルドに加わるまでの準備期間中に、
外国人や未婚の若い商人が
籍を置いていました。
また、彼らは商人としてだけでなく
町の防衛にも関与していたようです。
この建物は16世紀にルネッサンス様式に
改築されましたが、
ご覧の通り外壁は騎士の姿をした
友好会のメンバーやハンザ都市の紋章など、
さまざまなレリーフで飾られています。
カラフルな扉には守護聖人が
彫られていますが、あれは17世紀に
なって後から取り付けられました。
この建物の内部には、音響効果に優れた
「聖オレフのホール」
があり、コンサートに利用されていますが、
通常は残念ながら非公開。
コンサートの行事時にのみ
公開しているそうです。
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