この教会は、ご覧の通り両側を建物に
挟まれていて、入口も大きくないので
注意しないとスルーしてしまいそうな
感じです。
正式名称は
「聖ヨハン・ネポームク教会」
と名前が付いていますが
教会を建築したアザム兄弟の
名前から取り
「アザム教会」
という名で呼ばれています。
アザム兄弟は、主にバイエルン地方に
ゴシック様式の教会を建てましたが
この教会は、兄弟が所有する敷地に
自分たち用の教会として
1733~1746年にかけて建てたものに
なります。
自分用の教会というのもスゴイですが
名匠が手掛けたこの教会は
南ドイツの後期ゴシックを代表する
作品と言われています。
外観は注意しないとスルーしそうな
感じですが、内部に足を踏み入れると
そこは別世界。
この教会、ミュンヘンの中心とも言える
マリエン広場からは600mほど歩き
8m×22mという狭い場所に建つ教会ゆえ
発見しにくい外観なので、
あまり足を運ぶ観光客はいませんが
内部は一見の価値あり。
穴場的なおすすめスポットです。
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