こちらは、マインツの町の小高い場所に
位置するザンクト・シュテファン教会。
見ての通り、全体像を捕えるのが
ちょっと難しい形をした教会です。
この教会は、マインツの中心部の
マルクト広場に面する大聖堂も手掛けた
ヴィリゲス大司教が990年に起工しました。
非常に歴史ある教会なんですが
残念ながら第二次世界大戦で
破壊されてしまったために
現在の建物は戦後に再建された
ものになります。
扉が閉まっているので入るのを
ためらってしまう方もいるかもしれませんが
平日であれば、ミサの最中である
確率は低いので大丈夫。
平日でも、中からパイプオルガンの音とか
お祈りの声が聞こえてこなければ
ほぼ入って問題ないです。
戦後、再建された教会のため
パイプオルガンは近代的な
デザインをしています。
なんといっても、マルク・シャガールが
手掛けたステンドグラス。
新約と旧約の聖書を題材にしています。
これらは1978年から1985年に
製作、設置されたものになります。
ステンドグラスというと、
今までは色鮮やかな多色のものが
イメージとしてありましたが
このようなブルーを基調とした
シンプルな色使いのステンドグラスも
また味わい深くていいですね。
周りをシャガールのステンドグラスで
囲まれたザンクト・シュテファン教会は
他の教会にはない違った雰囲気を
楽しむことができます。
コメント
素晴らしい写真です!
ヨーロッパの魅力をよく感じます。久しぶりマインツに行って見ます。thank you!
コメントありがとうございます♪
マインツの教会、ステンドグラスが
綺麗で感動しました