1912年式 ベンツ 消防車

消火ポンプを馬に引かせて
火事の現場に急行していた
時代を経て、

1910年頃になると、
ガソリンエンジンを

搭載した消防車が
徐々に普及し始めますが、

ベンツとDMGが、
(Daimler Motoren Gesellschaft)
最初のサプライヤーでした。

写真は、1912年式の
ベンツの消防車となりますが、

駆動方式はチェーンドライブで、
馬車に装着されているような

ソリッドラバータイヤを
採用しています。

この年代においても
時代遅れの装備のように
思えてしまいますが、

1920年代後半まで
大型商用車の装備としては
一般的だったそうです。

その他の特徴としては、
屋根のない運転席や

消防クルーを
大勢乗せるための

長いベンチが
印象的です。

▼スペック
シリンダー:4気筒
排気量:8588cc
パワー:58馬力 1000回転
最高速度:40km/h

▼アクセス

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