現在の建物に関しては1986年に
新設計されたものになります。
建築界の賞であるプリツカー賞を
受賞した建築家の設計によるもの。
古い建物が多い京都において
近代的な建物はやはり目立ちます。
マルセル盗難事件
京都国立近代美術館が
現代の建物になる以前の話ですが
1968年の出来事。
ロートレック展で展示されていた
絵画の「マルセル」(時価3500万円相当)が
盗まれる事件が起きてしまいました。
その後、絵画の行方は不明のまま
窃盗罪の時効が成立。
そして、時効が成立してから間もなく
中身を確認せずに知人から
預かった荷物の中に
「マルセル」らしき絵画が
入っていたとの申し出により
無事に絵画が発見されて、
フランスに戻ることになりました。
普通であれば、その後、マルセルの
絵画を持ってきた人物や周辺関係の
捜査が始まると思いますが
既に時効が成立してしまった
事件のために追及する事はできず
犯人や盗んだ目的などの真相は
未だに闇のままとなっています。
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