山形の立石寺(山寺)

1立石寺(山寺)のふもとには
奥の細道とありますが、

ここは、あの松尾芭蕉が
1689年に旅の途中で訪れた場所。

この場所であの名句
「閑さや巖にしみ入る蝉の声」
が生まれました。

ちなみに、立石寺(山寺)というのは

宝珠山阿所川院立石寺
(ほうじゅさんあそかわいんりっしゃくじ)

の略だそうで、山寺は通称名です。

2ここは1000段以上もの
階段があることで有名。

往復で60分~90分と
案内がありました。

3最初の階段を上りきると、
立石寺の本堂が見えてきました。

いつの時代からあるかは不明ですが

1350年頃には再建されたと
伝えられているようなので

少なくともそれ以前からの
歴史を誇るお寺になります。

1608年には大修理が施された
ようですが、

それ以降は現在まで
何度も修復を受けながら

当時の姿を保っています。

4松尾芭蕉の銅像がありました。

名句
「閑さや巖にしみ入る蝉の声」
も刻まれています。

5この山門から先は料金がかかりますが
ここからが山寺の本番。

6山寺の石段は、階段を登るごとに
煩悩が消滅すると信仰されています。

7ひたすら階段が続きますが
1000段以上あるそうです。

8頂上までの道のりの間に、
解説のあるスポットが
何箇所かありました。

9ひたすら階段を登り、
ようやくお寺が見えてきました。

10こちらは修行の岩場と
呼ばれる場所。

名前の通り、修行のために
岩場をつたって登山をするそうですが、

ご覧の通り断崖絶壁のため
転落死することも多かったと
伝えられています。

11こちらは五大堂からの眺め。

ここから見ると、結構な高さまで
登ってきたという感じがします。

12しかし、先がある以上、さらに上を目指します。

13ひたすら登り続けて、ようやく
ゴールの大仏殿に到着しました。

14重要文化財である
三重小塔がありました。

塔は岩窟の中に
収められています。

1519年に建立されたと言われ
1952年に国の重要文化財に
指定されました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました