もともとはディオクレティアヌス帝によって
ユピテル神殿として建てられ、
後に改築されました。
城壁内には住宅もあるようですが、
住むには不便ということで
年々、過疎化が進んでいるそうです。
クロアチアでは、若い男女が
信頼の証に相手の首にスカーフを
巻くのが習慣でした。
ヨーロッパ30年戦争の頃、
クロアチアの軽騎兵団が
パリに入城しますが
兵士たちは自国の伝統的な
衣装の一部として
さまざまな色鮮やかなスカーフを
首にまいていました。
ルイ14世の時代、この衣装は
パリの人たちを虜にし
クロアチア風の新しいファッションは、
フランスで大流行。
新しいフランス語 cravate が誕生します。
今では、クラヴァトはヨーロッパを越え
すべての文明世界に拡がっています。
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