アドリア海に浮かぶリゾート島への
拠点として知られる沿岸最大の都市
スプリット
ここは古代都市が残る
町としても有名。
なぜならスプリットには、
ローマ皇帝の
ディオクレティアヌス（245-313）
が退位後に住んだ
ディオクレティアヌ宮殿が
あるからです。
当時の再現予想図。
ほぼ、当時のままで残っている
宮殿の地下室。
上の部屋とつながっており、
ゴミ捨て場（ダストシュート）的な
目的で使用された地下室。
下水管のパーツ。
古代ローマは、配水システムが
優れていたことで知られています。
各国に古代ローマ時代の
水道橋が残されています。
その中には、廃墟となった
ものもありますが、
スプリットでは現在でも
当時に作られた水道橋が
稼動しているというのだから
驚きです。
ディオクレティアヌス宮殿の中で、
一番見ごたえあるのがこの大聖堂。
もともとは、ディオクレティアヌス帝自身の
霊廟として建てられましたが、
後にキリスト教の教会として
利用されるようになりました。
中世には鐘楼が増築されました。
頂上からは、スプリットの
景色を楽しめます。
塔からの眺め。
スプリットの町が一望できます。
宮殿の東側に位置する
銀の門が見えます。
沿岸都市だけあって、
大型船なども停船しています。
この鐘楼は一つの鐘だけでなく、
複数の鐘が鳴る構造に
なっていました。
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