ケルン大聖堂の見学 その1

DSC00633ケルンの見どころと言えば

やはり・・・

この・・・

「ケルン大聖堂」

ケルンの中央駅を出て
スグの場所にあります。

この大聖堂は、近くからだと
写真に収まりきらないくらいに

大きい!!

塔の高さは157mもあります。

DSC00628奥行きは144m
幅86m

遠くから撮影してようやく
全体像が写真に収まったかな・・・

というレベルです。

このケルン大聖堂ですが
尖塔がとんがったスタイルの

いかにもゴシック建築といった
カトリック教会。

1248年に着工し
1880年に完成しました。

DSC00634今日は月曜日のため、ミサの時間などを
気にせずに入れるのがうれしい。

教会の前って、コップを手に持って

「金くれっ」

って言ってくる人がよくいます。

初めて見た時は、
なんかショックでしたが

そういうもんだと、
次第に慣れてきました。

チップをあげる気がないのなら
完全無視するのが無難。

あと、さすが観光地の
ケルン大聖堂前だけあって

仮装して観光客を相手に
している人もいますが

基本、商売でやっている人がほとんどで
写真撮ると、当然チップを要求されるので

お金を払うのが嫌なら、
むやみにカメラを
向けない方が無難です。

ってことで、すべてをスルーし
大聖堂に入場。

DSC00635大聖堂の内部。

身廊は高さ43.5mもあるため
思わず見上げてしまいます。

DSC00644床のモザイクも立派。

DSC00650教会内には多くのステンドグラスが
はめ込まれていますが

見どころは、この

DSC00653バイエルン窓。

これはバイエルン王のルートヴィヒ1世が
奉納したためにバイエルン窓と呼ばれています。

ステンドグラスは、
文字の読めぬ人たちの
宗教教育にも使われましたが

このステンドグラスの中段は

東方三博士の礼拝

が描かれています。

これはキリスト教のイエス誕生の
主題の名前で三博士が贈り物を捧げる話。

ブルーの服を着ているのが
聖母マリアで、誕生したイエスを
抱っこしている様子が分かります。

その聖母マリアとイエスの前でひれ伏し
礼拝を捧げているのが三博士。

青年の姿のメルキオールは黄金
壮年の姿のバルタザールは乳香
老人の姿のカスパールは没薬

を、それぞれの贈り物として
捧げている様子を

このステンドグラスは
描いています。

そして・・・

毎度のパターン・・・

現代日本では、こんなのあります♪

1話を知っていれば、このキャラ名が
メーカーの完全オリジナルではない事が
一発で分かります。

そんな東方三博士ですが
ケルン大聖堂には
東方三博士の聖遺物を収めた

世界最大の黄金細工の聖棺

があります。

それがこちらっ!!

DSC00645東方三博士の頭蓋骨が入った聖棺。

もともとミラノにあった遺物ですが
1164年にここケルンに運ばれました。

その後、遺物を収めるために
この聖棺は1190年から1220年に
かけて製作されました。

この聖棺は、残念ながら完全なオリジナルでは
ないようで、1961年から1973年にかけて
一度、修復がされているようです。

DSC00638多くの芸術家がテーマにするピエタ。

死んで十字架から降ろされた
キリストを抱く聖母マリアの
彫刻や絵画を指します。

DSC00652もちろんステンドグラスでも
表現されたりします。

DSC00643もともとは大司教の墓の前にあった
木製のキリスト像ですが
1350年に、この場所に移されました。

これも完全オリジナルではなく
キリストの後ろの放射状の日の光は
1683年に後付けされたものになります。

DSC00647周りから

何やってるんだ?あの人?

という目で見られつつも
気合で撮影したのが、この1枚。

残念ながら修復中でよく見えません・・・・・

ここには、1280年から1290年にかけて
造られた聖母子像があります。

ケルン大聖堂にある聖母マリアを
表現した作品では一番古いとされる逸品
なんですが

足場のせいでよく見えずに残念でした。

やはり

ヨーロッパ観光は

タイミングに左右されます!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました